活動報告 【北海道を水素アイランドへ】苫小牧市にて水素製造所整備のための安全祈願祭を開催
５月９日に、電力系統に依存しない大規模再エネ水素サプライチェーン構築・実証事業の、水素製造所整備の安全祈願祭が北海道苫小牧市内にある樽前山神社にて行われました。工事は、今月下旬に着工、年末までに試運転を開始し、来年１月から市内企業などへ水素供給を目指してまいります。
本実証事業は環境省が公募した｢令和５年度既存のインフラを活用した水素供給低コスト化に向けたモデル構築・実証事業｣において、SGET が提案した｢北海道を水素アイランドへ、電力系統に依存しない大規模再エネ水素サプライチェーン構築・実証事業｣が採択されたものです。▶︎詳しくはこちらから
水素は、CO2を排出しないクリーンなエネルギ ーであり、太陽光発電など日々変動する再生可能エネルギーの導入が拡大する中で、変動吸収の役割も果たすことができる有望なエネルギー形態の 一つと期待されています。一方で、既存燃料に対して、水素コストが高いことで、水素消費設備や水素製造設備の導入、水素分野への投資などの水素社会の好循環が生まれにくい状態にあります。
そこで、本実証事業では 、つくる、はこぶ 、ためる、つかうのサプライチェーンを構築し、低コスト化に向けた実証を実施し、 比較的高価な既存燃料となるプロパンガスなどの熱需要用途 において、水素との代替可能性を検証します。寒冷地特有の熱需要が広く定着している北海道を中心として、水素社会普及のモデルケースを構築することで、本事業の代表企業としての役割を果たしてまいります。
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